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レトルト食品の生産

レトルト食品とは?

レトルト釜

レトルト(Retort)とは、高圧加熱殺菌釜のこと。
調理済みの食品をレトルトパウチに詰めて、レトルト釜で加圧加熱殺菌を行うことから"レトルト食品"と呼ばれます。
長期間常温で保存ができて持ち運びが便利。
使用後のゴミも少なくアウトドアにも最適です。

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レトルトパウチ食品の容器

レトルトパウチのパウチとは?またどのような特徴があるのでしょうか。

パウチ

パウチとは小さな袋のことです。
レトルトパウチのパウチは英語のpouchで、小さな袋のこと(日本では、化粧品などの携帯用小型バックを「ポーチ」の発音で普及していますが、同じ言葉です。)レトルトパウチとしてもっとも一般的なものは、そもそもの言葉の意味から言っても右の写真の形ですが、最近はカップやトレイなど違った形のものもふえています。

パウチとは、プラスチックフィルムと金属箔を貼りあわせたもので、機密性、遮光性をもっています。

図

常温で長期保存するには、中の食品が外の空気や光の影響を受けないようにしなければなりません。しかも軽くてやわらかくて扱いやすいものにしたい。パウチはプラスチックフィルムの間に金属箔(金属をごく薄くのばしたもので、大半がアルミ)をはさんで貼り合わせたものが使われています。この貼り合わせるという技術をラミネート技術といい、この技術の開発でレトルトパウチは可能になったといえましょう。

製造工程の概略フロー

製造工程の概略フローの図

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